マンガ空母いぶきのあらすじ ネタバレあり

マンガ 空母いぶきのあらすじを紹介! 映画、ドラマ、マンガ

かわぐちかいじさん作の空母いぶきの紹介をします。

この漫画は「日本初の空母が生まれたら?」「そして、もし日本と中国が尖閣諸島で戦争になったらどうなるのか…?」をリアルに書いた傑作です。

尖閣諸島によく中国の船が近づいて威嚇をしあったりとニュースで流れて緊迫した状況がありますが、それがもし実際に戦争になったら?の話です。

はじめにこのマンガは尖閣諸島と与那国島、多良間島が占領されそこから中国と戦争にならないように政治や外交でやりとりをしていきます。

そこらへんが非常にリアルに描かれています。

日本から攻撃をしてしまっては戦争になる恐れがある、二度と第二次世界大戦のような悲劇とならないようにギリギリで交渉を続けます。

ちなみに日本初の空母は2024年にリアルに「いずも」と「かが」が空母として誕生するのですが、このマンガが描かれたのは2015年なので早く描かれたマンガといえるでしょう。

私は現代の戦争については詳しくは知らなかったのですが、このマンガを読んで戦術などが勉強になったなとも思いました。


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ちなみに映画化もされていますね。

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空母いぶき

マンガのあらすじ ネタバレあり

ここからはマンガのあらすじでネタバレがあるので注意が必要です。

登場人物と

秋津竜太 空母いぶきの艦長 一佐 空自(航空自衛隊)出身でエースパイロット。最年少で艦長になった人物。先が見えるタイプで、天才的な戦略を考え冷静に判断・実行を行うタイプ。

垂水慶一郎…空母いぶきの中の内閣総理大臣。国想いの総理大臣。

新波歳也…空母いぶきの副艦長兼航海長 。破天荒気味の秋津竜太の横で真面目にツッコミを行う男。

ペガソス計画によって生まれた空母いぶき

このマンガの始まりは尖閣諸島(尖閣南小島)に中国漁民3人を日本の海上保安庁の人が保護するところから始まります。

そしてその後尖閣諸島に近づいてきた中国の戦艦から発射された威嚇のミサイルにて、捕らえた中国の漁民を解放してしまいます。

中国がこういった領地争いが過激となっているため、軍備を拡大しなければいけないと生まれたのがペガソス計画での空母いぶきです。

そもそも空母とは、戦艦の中でも上に滑走路がついているタイプですね。

そのため戦闘機の離陸着陸ができるようになっております。

この空母いぶきのまわりには護衛艦や潜水艦が配備されています。

中国が日本の尖閣諸島と与那国島、多良間島が占領される

多良間島が占領

物語の冒頭では、与那国島が占領され158人が捕虜とされます。

ちなみに中国の狙いは与那国島ではありません。

同時に攻めた尖閣諸島は中国では魚釣島と呼ばれ、尖閣諸島=魚釣島を中国の領土と認めれば解放すると言ってきているのです。

日本側としては人命も救いつつ領土問題も解決しなければいけないという悩みに直面します。

戦争は戦闘のみではない、外交などの政治がうまくいかない場合の処置

このマンガは前述したように、今の日本と似たリアルな状況にあるところです。

戦争が起こるには、まず外交などの対話で話が合わない場合に起こります。

しかし、このマンガではいきなり中国が尖閣諸島周辺を占領するところから始まるのです。

そこから中国は交渉を持ちかけてくるのですが、ここは日本としても譲れないところです。

なぜなら中国は尖閣諸島をとれば、次は沖縄というように領土を拡大していく中華思想を持っているからです。

専守防衛、防衛出動で国民の領土と人命は守れるのか?

それは第二次世界大戦以降戦争は二度と起こさない、自衛隊は自国を防衛するための軍隊で専守防衛のための軍隊、こちらからは攻撃しない軍隊です。

それで本当に国を守れるのか…?

そこらへんは普段私も疑問に思っていましたが、このマンガの中の自衛隊は非常にうまく中国側と戦います。

まず無闇に戦闘を起こし人命は奪わない、戦艦や戦闘機は無闇に破壊するのではなく無力化する。

そこを主体として描かれているので、専守防衛でも戦果を上げていく日本におぉかっこいいぞとなります。(あくまで実際にできればですが)

中国の空母「広東」と日本の空母「いぶき」との戦い

ここの戦いが「空母いぶき」のマンガの一番メインとなります。

まず領土、与那国島と多良間島を取り戻すためには、海や陸から攻め入る必要があります。

※尖閣南小島を取り戻す戦いは別であるのですが、これはこれで熱い

そしてそのためにはまず空母にて空と海を制さなければいけません。

空母は護衛艦、潜水艦を引き連れ戦闘機も所有しています。

中国との軍隊の数は二倍近くあるので、それをどう制するのかというところですが、ここらへんは秋津竜太艦長の作戦と自衛隊の実行力の高さ、自衛隊の保持する軍機のレベルの高さで中国軍を上回ります。

詳しくはマンガを読んでほしいのですが、味方側の被害は最小限に(20%)前後に抑えつつ空母「広東」を撃てと指示を出しています。

空母いぶきにおける中国と日本の戦闘の決着は!?

結果日本側はF35の戦闘機も失いながら、空母広東の甲板を打ち抜き戦闘機を降りれない状態にします!

ここで秋津艦長は空母「広東」の劉艦長に連絡をし、上空に残っている中国機20機は本国の中国には変える燃料もないので石垣島などの空港を使わせるがどうか?と持ちかけます。

劉艦長はこれに応じ、戦闘状態は一切中止となり戦争は無事回避となります。

与那国島、尖閣諸島、多良間島は解放され戦闘は集結し国土防衛は果たされた

占領されていた与那国島も対空ミサイルを破壊し、陸軍が多く入り捕虜を助けるために戦うか戦わないかという状況でしたが一足先に空母いぶきが勝利したことによりこの戦闘は終了となったため捕虜も全員無事に解放されます。

これで一息ついたところで「戦闘は終了だー」と国民が多く喜んでいますが、「馬鹿野郎、政治はずっと続くんだよ」というセリフがあります。

まだまだこの戦闘の処理や戦闘に対しての賠償などの交渉、これから軍備の強化など山程問題はありますね。

ちなみにこれは中国全軍が戦争を起こそうと始めたわけではなく、一部の中国軍が日本にしかけてきた争いだったので、終盤でその首謀者は捕らえられるかもという動きが出ています。

最後には与那国島の中国と日本の兵が銃を向け合い、一触即発の状況となりまた戦争への引き金かとなるシーンでお互いの国の言葉でお疲れ様と言い合っていたのが印象的でした。

空母いぶきはめちゃくちゃおもしろいので是非読んでほしい

空母いぶきは読み応えありましたー!

こういうマンガを描けるかわぐちかいじさんは天才だなーとマジで思いました。

リアルにありそうな話をおもしろく描けるっていう点のマンガでは他に描いている人はいないんじゃないかなってレベルです。

アメリカでは映画のレベルが高く、国の状況が映画化されますが、日本にはマンガがあるじゃないか!誇らしく思えました。


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